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天才レシピさかなクン6:「鮭中骨」缶のビューティーパッタイ

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4月のテーマは、『天才レシピさかなクン』。
春は、産卵前のふっくら美味しい魚がたくさん登場する季節。新鮮な魚を仕入れるワクワク感とともに、誰でも簡単に、魚がメインの絶品料理を作っちゃいましょう!

第6回のさかなクンは、魚缶詰「鮭の中骨」。
多くの皆様は、買ったことすらないでしょうが、大概のスーパーに行けば200円程度で手に入ります。鮭中骨の一番の魅力は、アンチエイジングに最強であるということ。カルシウムが2000mgも含まれ、3日分の推奨量を一缶でクリアしてしまいます。抗酸化物質アスタキサンチンやビタミンDもたっぷり入って、褒めだすときりがありません。もちろん味も抜群。骨が柔らかくなっているので、歯ごたえを楽しみながらまるごと召し上がれ。今回はこの中骨の食感を楽しく生かしたエスニック焼きそばをご紹介。お店では絶対に食べられない味です。

【材料:2人分】

鮭中骨缶詰 1缶
麺 2玉
玉ねぎ 1個
もやし 1袋
万願寺とうがらし 4本
ニンニク 1片
香菜(パクチー) 適宜
レモン 適宜
ナンプラー 大さじ2程度
みりん 大さじ2
酒 大さじ2
油 適宜
塩コショウ 適宜
※鮭中骨缶は商品によって塩分や味付けが違う。醤油味と塩味があるのでお好みのものを選んで。塩分ががしっかりあるものはナンプラーの量を控えめに。ここではあっさり塩味のものを使用。
※麺は生麺でも蒸し麺でもよい。ここでは生麺を茹でて使用。
※万願寺とうがらしは甘とうがらしの一種。辛党の方は、普通の赤とうがらし(干)1本を代用すると良い。中の種を抜いて細かく切って使う。
※エスニック焼きそばのポイントは「甘さ」。砂糖を使うのに抵抗がない方は砂糖を使ったほうがキリッとメリハリある味となる。ここでは美容を考えてみりんを使用。

【作り方】

1.材料を準備
ニンニクはみじん切り、玉ねぎは細めのクシ切り、万願寺とうがらしは適当な大きさに。もやしはさっと洗ってザルに上げておく。仕上げ用として、パクチーを細かくちぎったもの、くし形に切ったレモン、鮭中骨を少量取って準備しておく。生麺を使用する場合は、かために茹でてザルに上げ、絡まらないよう水洗いしておく。

2.炒める
大きめのフライパンに油とニンニクを入れて火にかける。良い香りが出てきたら玉ねぎを塩コショウしながらしっかり炒め、鮭中骨と酒を入れ、細かく崩しながら炒め続ける。さらに万願寺とうがらしを入れたら、短時間を意識して仕上げをする。フライパンの中央に生麺、周りにもやしを入れ、ナンプラーとみりんを加え、麺に味を吸わせるようにほぐしながら強火で炒める。


3.仕上げ
最後にパクチーをパラリと入れ、軽く混ぜあわせたら火を止める。皿に盛り付け、残しておいた鮭中骨を乗せれば完成。パクチーとレモンを添えて、熱々のうちに召し上がれ!

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