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天才レシピさかなクン1:めばると蟹のアクアパッツァ

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
4月のテーマは、『天才レシピさかなクン』。
春は、産卵前のふっくら美味しい魚がたくさん登場する季節。新鮮な魚を仕入れるワクワク感とともに、誰でも簡単に、魚がメインの絶品料理を作っちゃいましょう!

第1回は、春告げ魚(はるつげうお)として有名な眼張(めばる)が主役のごちそうメニュー「アクアパッツァ」です。
絹のようにとろける白身が自慢のめばるクンは、その上品な繊細さと甘みをいかしたいところ。こっくりしょうゆ味の煮付けも美味しいですが、春野菜の香りをまとわせて、ふんわり蒸し上げるのが今の気分です!

【材料:4人分】
めばる 1匹
ワタリガニ 2匹分
新玉ねぎ 1個
春キャベツ 1/6個
セロリ 1本
スナップエンドウ 8本
ミニトマト 4個
シメジ 1パック
レモン 適宜
オリーブオイル 適宜
ニンニク 1片
トウガラシ 1つ
アンチョビ 4本分
白ワイン 100ml
白だし 大さじ2
塩・コショウ 適宜
※めばるは甲殻類を主食としているため、相性が良い魚介としてワタリガニをチョイス。他にエビなども美味しいし、ホタテやアサリ等の2枚貝もオススメ。
※野菜はお好みの春野菜をたっぷり入れて楽しんで。筍、菜の花、ソラマメ、アスパラガスなどもオススメ。

【作り方】
1.材料準備
めばるは内臓とうろこを綺麗に取り除く。(魚屋さんやスーパーでやって貰える場合はお願いした方が楽!)ワタリガニは食べやすい形にカット。ニンニクはスライス。野菜はすべて適当にカットする。

2.めばるを焼く
グリルでめばるを焼く。身が柔らかいので、崩れないように注意。いきなり鍋で蒸すよりも焼くことで身がしまり、旨みが凝縮される。

3.鍋での調理
大きめの鍋にオリーブオイルとニンニク を入れて火にかける。ニンニクの香りが出てきたら、新玉ねぎ、セロリを入れて塩コショウをしながら炒める。ある程度火が通ったところでワタリガニ、焼いためばる、トウガラシ、アンチョビを入れ、白ワイン、白だしを回しいれて蓋をする。5分くらいたったところで一旦蓋をあけ、スナップエンドウ、シメジ、春キャベツを投入し、さらに3分蒸し上げる。最後に味を見て塩、コショウで味を調えトマトを入れてさっと火が通れば完成。

4.完成
レモンを絞りながら、パルミジャーノをたくさんかけて召し上がれ。シャンパン、白ワインはもちろん、ビールとも良く合います。残ったスープには、細パスタ(カッペリーニがオススメ)を入れて最高の〆を楽しんで!