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つつむかな3:美しき生春巻き

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
新緑に包まれる季節の到来です。
そこで、5月のテーマは、『つつむかな』。食材のパワーや美味しさをぎゅっと閉じ込める「包み料理」を特集していきます。

第3回の包み料理は、「生春巻き」。
生春巻きというと、エスニックを連想しがちですが、こんなにもヘルシーで簡単な料理は、もっと気軽に食卓に乗るべきだと思います。
そこで今回は、イタリアンに合う生春巻きのご提案。アンチエイジングに効果のあるサーモンを、爽やかタルタルにして、レタスと生春巻きの皮でふんわり包みました。煮込み料理やパスタの前菜として大活躍すること間違いなしです。

【材料:2人分】
生春巻きの皮 4~6枚
トラウトサーモン(生) 150g
キュウリ 1本
スプラウト 適宜
レタス 適宜
ディル(生) 1本+飾り用
塩コショウ 適宜
タルタルソース 大さじ2
レモン 適宜
 
※生春巻きの皮は小さいサイズであれば6枚、大きいサイズであれば4枚用意。
※トラウトサーモンは非常にリーズナブルで買いやすい。スモークサーモンなどに代えても美味しい。

【作り方】

1.具材の準備

キュウリは中の種を除き、2ミリ角に切って塩もみをし、キッチンペーパーで水分を取りボウルに入れる。細かくちぎったディル、細かく切って、包丁でたたいたサーモン、タルタルソースを入れてよく混ぜる。味見をしながら塩コショウで味を整える。この生春巻きはソースを付けずに食べるので、ある程度しっかり味が付いている方が美味しい。レタスとスプラウトは洗って水気を切っておく。飾り用にくし切りにしたレモンとディルも用意しておく。

2.つつむ

生春巻きの皮を水で濡らし、レタス、スプラウト、サーモンタルタルの順に乗せ、手早くつつむ。包んだ春巻きは、乾燥しないよう濡れたキッチンペーパー等の上に載せていく。

3.完成
包丁で切って盛りつけるのも良し、そのままを大口で頬張るのも良し。添えたレモンをたっぷり絞って召し上がれ!

バックナンバー:
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