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つつむかな5:鶏皮とバジルのぷりっぷりシウマイ

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
新緑に包まれる季節の到来です。
そこで、5月のテーマは、『つつむかな』。食材のパワーや美味しさをぎゅっと閉じ込める「包み料理」を特集していきます。

第5回の包み料理は、「シウマイ(焼売)」パート2。
パート1では、カラスミをたっぷり練り込んだ、ちょっとイタリアンテイストなシウマイをご紹介しましたが、今回はエスニック!
鶏皮とバジルが味の決め手です。鶏皮は、コラーゲンやビタミンKを多く含み、旨みと甘みがたっぷり詰まっているリッチな部位。ところが、高級地鶏であっても、皮だけとなると100gあたり70円くらいで買えてしまいます。

今回は、この旨味感あふれるプリプリ餡をたっぷり包んだ、味わい深いシウマイです。

【材料:2人分】
シウマイの皮 12枚
鶏皮 100g
とりささみ 100g
玉ねぎ 1/4個
干ししいたけ 1個
ぎんなん 12個
バジルソース 大さじ1
酒 小さじ2
片栗粉 大さじ1
塩麹 小さじ1
コショウ 適宜
ショウガ 適宜
醤油・酢 適宜

※鶏皮は、良いグレードのものを選んで。
※ささみは、むね肉でもOK。
※干ししいたけは水で戻しておく。
※ぎんなんは茹でたものを使用。
※バジルソースは瓶詰もしくはペーストがオススメ。
※塩麹がなければ、塩小さじ1/2で代用。

【作り方】

1.シウマイ餡の準備
玉ねぎと干ししいたけをみじん切り、鶏皮は触感が残るくらいの大きさ(1センチ~1.5センチ)に切っておく。ささみは包丁で細かく叩き、練っておく。ボウルにささみ、玉ねぎ、カタクリ、バジルソース、酒、塩麹、片栗粉、コショウを入れ、手で良く混ぜる。粘りが出てきたら鶏皮と干ししいたけを加えて簡単に混ぜ合わせる。薬味として細切りにした針生姜を多めに作っておく。


2.つつむ

シウマイの皮を片手に置きながら、シウマイ餡を真ん中に乗せて包み、頂上にぎんなんを添える。その間に蒸し器を準備する。

3.蒸す
蒸気の上がった蒸し器にクッキングペーパーを敷き、8分~10分蒸す。大きさに合わせて蒸し時間を調整するが、いわゆる市販のシウマイの皮のサイズであれば8分で十分。強火で蒸すことがポイント。

4.完成
熱々のシウマイをお皿に盛れば完成。醤油とお酢のタレを作り、針ショウガを添えて召し上がれ。新食感のまろやかぷりぷりシウマイ、たくさん作って冷凍するのがオススメです!

バックナンバー:
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