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つつむかな4:海老とカラスミのトロトロシュウマイ

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
新緑に包まれる季節の到来です。
そこで、5月のテーマは、『つつむかな』。食材のパワーや美味しさをぎゅっと閉じ込める「包み料理」を特集していきます。

第4回の包み料理は、「シウマイ(焼売)」。
シウマイの皮は小麦粉。味にクセがないため、好きな具をぽってり包んで蒸せば、餃子よりも簡単に、自分好みの点心ができてしまいます。そこで今回は、プリプリの海老とカラスミを主役にした変わり種シウマイをご紹介。カラスミの塩分とまろやかさが絡み合った、フワフワトロトロのシウマイです。

【材料:2人分】
シウマイの皮 12枚
海老 200g
玉ねぎ 1/4個
たけのこ水煮 100g
カラスミパウダー 大さじ1
ショウガ 適宜
パプリカ(赤) 飾り用として1/4個
オリーブオイル 小さじ1
白ワイン 小さじ1
片栗粉 大さじ2
塩コショウ 適宜
白バルサミコ酢 適宜

※海老はブラックタイガー、バナメイエビ等お好きなものを選んで。今回は芝海老を使用
※中身の餡にレンコンを入れても美味しい。
※白ワインの代わりに料理酒、白バルサミコ酢の代わりに普通の酢でもOK

【作り方】

1.シウマイ餡の準備
玉ねぎとショウガ(親指大の量)をみじん切り、海老は半分を細かく叩いてペースト状、残り半分は食感が残るように小口切りにする。たけのこは5ミリ角に切っておく。ボウルに海老(ペースト状の方)、玉ねぎ、ショウガ、カタクリ、白ワイン、オリーブオイル、片栗粉、塩コショウを入れ、手で良く混ぜる。粘りが出てきたら小口切りにした海老、たけのこ、カラスミを加えて簡単に混ぜ合わせる。赤ピーマンを飾り用に角切りにしておく。薬味として細切りにした針生姜を多めに作っておく。


2.つつむ

シウマイの皮を片手に置きながら、シウマイ餡を真ん中に乗せて包み、頂上に赤ピーマンを添える。その間に蒸し器を準備する。

3.蒸す
蒸気の上がった蒸し器にクッキングペーパーを敷き、8分~10分蒸す。大きさに合わせて蒸し時間を調整するが、いわゆる市販のシウマイの皮のサイズであれば8分で十分。強火で蒸すことがポイント。

4.完成
熱々のシウマイをお皿に盛れば完成。小籠包のように皮と中身が柔らかいので、レンゲなどに乗せて針生姜と白バルサミコ酢をかけて召し上がれ。つなぎをほとんど使わず、ヘルシーに仕上げているので、何個でも食べられてしまいます!

バックナンバー:
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