「タグ:食材」

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
新緑に包まれる季節の到来です。
そこで、5月のテーマは、『つつむかな』。食材のパワーや美味しさをぎゅっと閉じ込める「包み料理」を特集していきます。

第5回の包み料理は、「シウマイ(焼売)」パート2。
パート1では、カラスミをたっぷり練り込んだ、ちょっとイタリアンテイストなシウマイをご紹介しましたが、今回はエスニック!
鶏皮とバジルが味の決め手です。鶏皮は、コラーゲンやビタミンKを多く含み、旨みと甘みがたっぷり詰まっているリッチな部位。ところが、高級地鶏であっても、皮だけとなると100gあたり70円くらいで買えてしまいます。

今回は、この旨味感あふれるプリプリ餡をたっぷり包んだ、味わい深いシウマイです。

【材料:2人分】 (さらに…)

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第3回の包み料理は、「生春巻き」。
生春巻きというと、エスニックを連想しがちですが、こんなにもヘルシーで簡単な料理は、もっと気軽に食卓に乗るべきだと思います。
そこで今回は、イタリアンに合う生春巻きのご提案。アンチエイジングに効果のあるサーモンを、爽やかタルタルにして、レタスと生春巻きの皮でふんわり包みました。煮込み料理やパスタの前菜として大活躍すること間違いなしです。

【材料:2人分】 (さらに…)

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第2回の包み料理は、大きな「お揚げ」がぽってり乗った、京風お蕎麦です。
京都で100年以上続く、にしんそばの名店「松葉」で出会った「俵そば」。大きなお揚げの中に、鴨、ごぼう、赤こんにゃくが入っていて、お揚げを破る楽しさと、食べたことのない新しい美味しさに痛く感動しました。今回は、私流に大胆アレンジ。お揚げの中に鶏ひき肉、レンコン、銀杏、かまぼこなどをたっぷり入れて、ふっくら包んでみたところ、お客様にも大好評!美味しさのポイントは、お汁にとろみをつけることです。

【材料:2人分】 (さらに…)

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第1回、最初の包み料理は、初々しく「オムレツ」です。イスタンブールCiraganホテルのオムレツは、忘れられない卵料理の一つ。そこで今回は、そのオマージュとして、新鮮なオリーブをたっぷり使ったジューシーオムレツをご紹介します。もちろん卵は豪快に使い、大きめに仕上げましょう。そうすれば、いつだって子供の頃の大好きな朝ごはんにタイムスリップできますから!

【材料:オムレツ1つ分】
卵 3個

オリーブの実 5粒
ハム 3枚
玉ねぎ 1/2個
マッシュルーム 2個
オリーブオイル 適宜
白ワイン 大さじ1
コンソメ 適宜
塩 適宜
コショウ 適宜
イタリアンパセリ 適宜
オリーブの実(飾り用) 適宜
※オリーブはお好みのものを選んで。今回の具材には種つきグリーンオリーブを使用。ちなみにブラックオリーブの方が味に深みが出る。
※コンソメはパウダーのものを使用。なければブイヨンキューブなどを砕いて使用しても良い。
※今回はトルコテイストに仕上げたのでオリーブオイルを使用したが、クリーミーな味が好きな場合は、オリーブオイルの代わりにバターを使うと良い。

【作り方】
1.具材を準備

オリーブの実は種を取り、適当に細かく切る。(種無しの場合はそのまま刻めばOK。)玉ねぎ、マッシュルーム、ハムも同じ大きさに刻んでおく。
温まったフライパンにオリーブオイルを入れて玉ねぎを炒める。軽く塩コショウをして、ある程度炒めたら、マッシュルームを加えて更に炒める。そこに白ワインとコンソメ小さじ1/2入れ手早く混ぜた後に、ハムとオリーブを投入。全体が絡まったところで、一旦お皿に出しておく。ハムやオリーブの塩分は様々なので、塩やコンソメの量は味を見ながら調整して。

2.オムレツを作る
ボウルに卵を割り、卵の弾力がくずれない程度にほぐす。綺麗にしたフライパンを熱し、オリーブオイルを入れて馴染ませたところに、卵を一気に注ぎ込む。火は中火で。お箸で卵を手早く軽く混ぜながらふんわりとした生地を作り、ある程度固まった所で、真ん中に具材を入れ、オムレツを包みながら仕上げていく。綺麗なオムレツを作るコツはYou Tubeなどを参考にすると良いでしょう。

3.完成
オムレツを成形したらお皿に盛って完成。オムレツは綺麗にできなくてもご愛嬌!多少崩れても十分美味しく仕上がりますので楽しく作ってくださいね。
※ 写真では、真ん中を切って具材を見せています。