「料理長が多すぎる」

料理、器、レシピ、レストラン

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
2月のテーマは『使わないあの子』。これまでご縁がなかった食材を美味しくいただく簡単レシピをご提案します。

第5回の「あの子」は、「エシレバター」です。
バターを冷蔵庫に常備している方も多いでしょう。しかし、「エシレ」を使ったことはありますか?

エシレバターは、フランスの中西部エシレ村で作り出される伝統的な極上発酵バターです。パンに付けて食べれば美味しさは歴然ですが、独特の滑らかさと気品あふれる爽やかな香りは、贅沢ながらも調味料として使い、その威力を実感していただきたいのです。今回は、春の食材フキノトウを使ったほろ苦いパスタをエシレマジックで仕上げてみました。

【材料:2人分】
フキノトウ 3つ
セリ 1束
キノコ 半パック
パスタ 200g
エシレバター(有塩) 大さじ1~1.5
醤油 大さじ1.5
塩・コショウ 適宜
オリーブオイル 適宜
※山菜とエシレバターの香りを存分に愉しむために、ニンニクは使いません。
※セリは根まで付いているものがオススメ。根を刻んで入れてください。
※キノコはお好みのものを。今回はエノキを使用。
※コショウは白が良い。

【作り方】

1.材料の準備
セリはよく洗って4センチ幅、フキノトウは乱切り、キノコは石づきを取って用意しておく。パスタを茹でるお湯を準備。

2.パスタを茹でつつソース作り
パスタは細めのもの(ゆで時間6分~9分)がオススメ。生パスタでも美味しい。パスタを茹で上がる3分前にフライパンにオリーブオイルを入れ、火にかける。あたたまってきたらエノキ、を入れ、軽く塩コショウして炒める。しんなりしてきたらセリを入れ、醤油を回し入れ炒める。ここからは手早く仕上げていく。パスタの茹で汁100mlとエシレバターを加えてソースを乳化させる。

3.仕上げ
茹で上がったパスタをフライパンに入れ、フキノトウを加えて手早く混ぜあわせれば完成。
フキノトウとエシレバターが見事に絡み合う早春の味をお口一杯頬張って!

使わないあの子1:なまり節の香り胡麻酢和え
使わないあの子2:美肌最強スムージー
使わないあの子3:うるいの早春味噌スープ
使わないあの子4:らっきょうとサーモンの爽やかパスタ

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第4回の「あの子」は、カレーのお友「らっきょう」。

らっきょうは、古くから漢方薬の成分にされてきたスーパー食材。血液サラサラ、疲労回復、整腸作用など、栄養面で優れているのはもちろんのこと、定番メニューの味をワンランクアップさせてくれる秘密アイテムでもあります。これまで定番に作っていたサーモンクリームパスタが大変身!軽やかな口当たりと旨味に舌鼓間違いなしですよ!

【材料:2人分】 (さらに…)

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第3回の「あの子」は春の山菜「うるい」。立春の頃から数週間だけスーパーに並びます。

ふきのとうやタラの芽と共に出回り始めるうるいは、山菜の中で最もビタミンCを多く含む見た目も美しい食材です。今回は、春を迎えるワクワク感でお腹も心も大満足の「うるいの味噌スープ」。軽やかで香り高い食感を体験すれば、春が一歩近づくことでしょう!

【材料:2人分】 (さらに…)

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第2回の「あの子」は「金柑(きんかん)」。
ちょうど旬を迎えている金柑は、昨今の品種改良もあって本当に美味しくなっています。皮ごと食べられるため、ビタミンCやE等がたっぷりで、風邪予防や咳止めとしても効果を発揮します。せっかくの栄養素や酵素を壊すことなく、さらにダイエットや美容の効果を高めた「金柑スムージー」をご紹介。 (さらに…)