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使わないあの子1:なまり節の香り胡麻酢和え

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2月のテーマは『使わないあの子』。どこのスーパーにも必ず置いてあるのに、中々手に取ることのない「あの子」。実はすごいパワーを秘めた食材を見逃しがちな私たち。そこで今月は、これまでご縁がなかった食材を美味しくいただく、簡単レシピをご提案します。美容健康面もばっちり!

第1回の「あの子」は「なまり節」。

新鮮なカツオをシンプルに蒸し上げたなまり節は、タンパク質はもちろんのこと、EPAやDHAもたっぷりで、美しい身体を作るための絶好食材です。コクのあるなまり節を、香りの食材で魔法をかけ、ボウル一杯でもペロリと食べられてしまう胡麻酢和えに仕上げてみました。

【材料:4人分】
なまり節 1本分
根三つ葉 2束(たくさん入れると美味しい)
ゆずの皮 適宜
《和え衣》 
白練りゴマ 大さじ3
酢 大さじ3
白しょうゆ 大さじ2
ゆずの皮みじん切り 小さじ1
はちみつ 小さじ1.5
※酢は白バルサミコ酢、薄めの黒酢、フルーツ酢等なんでも良いが、フルーティなものがオススメ。
※はちみつ意外にもメープルシロップ、砂糖でも代用可。

【作り方】

1.材料の準備
根三つ葉は根を切って熱湯でさっと茹で、冷水につけて色止めした後固く絞り、4センチに切り揃える。ゆずの皮をむき、和え衣用に細かくみじん切りをして小さじ1用意する。これとは別に細くせん切りしたものを仕上げ用に作っておく。和え衣は材料をすべて合わせておく。

2.あえる
なまり節を手でおおまかにほぐしてボウルに入れる。用意しておいた根三つ葉をばらして入れ、和え衣を加えて菜箸で良く合える。味を見て、味が足りなければ白醤油で調整する。コクのある味付けが好みの場合は練りゴマを追加しても良い。好みの味になれば完成。

4.完成
せん切りしたゆずをのせて召し上がれ。練りゴマやお酢の効果でアンチエイジングも期待できる最強和え物があっという間に完成します。