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疲れた時、美しい魚が食べたくなります。
エレガントなスタイルと、桜色にゴールドイエローのラインが優美な糸撚魚(イトヨリ)。
美しい色を損なわぬよう、あっさり軽やかに煮付けましょう。
 
真夏の煮付けには、青葉の爽やかさが良くお似合い。
シソを刻んで添えるだけで、新鮮な味わいに。

・イトヨリダイと言われるが、鯛よりも身がプリリとしっかりとしている
・カラダの色と模様が美しいので、薄味で調理するのが良い
・独特のにおいがあるので、香味野菜やトマトなどと合わせると個性が際立つ

食器は、東京藝大卒、新進気鋭のガラス作家・奥田康夫さんの花火皿です。

スギアカツキ魚料理研究 Vol.10

しらすが旬を迎えています。
ありがたくおいしくいただくなら、やっぱりチルド。
緑茶飯の上にたっぷり乗せて召し上がれ。

そそそそそ。
そんな音がしそうですが、春から夏への移ろいを、旬の味覚でお楽しみください。


・甘く繊細な旨味
・おいしく味わいたいなら、チルドタイプ(無冷凍)を
・多少の生臭さは緑茶やショウガなどを合わせると良い

スギアカツキ魚料理研究 Vol.9

真鱈(マダラ)の切り身。
その甘くやさしい白身を大事にしつつ、元気なエッセンスを加えましょ。
ピカタ!ピカタ!ピカタ!パルミジャーノ入りの卵液をまとわせ、ふっくら焼き上げました。
魚料理でもハッピーイエローを楽しんで。


・しっとりやわらかな白身
・事前準備として塩や塩麹で味の道を作る方が美味
・しっかり加熱しても固くならない

スギアカツキ魚料理研究 Vol.8

食べやすいサイズの睦(ムツ)に出会ったので、さっそく煮付け。
脂の乗った身を生かしつつも、さっぱり感を出すために梅干しを。
最後の仕上げに、茗荷(ミョウガ)も加えて季節感を。

・しっかりとした身でくずれにくい
・きめ細やかな食感で優しい甘味を感じる
・梅干しのような個性ある味付けの他、こっくり甘醤油味がおいしい

スギアカツキ魚料理研究 Vol.7