縦型ターンテーブル toc
- 出典元:「アナログレコード・コム」
- タグ:AV製品・ガジェット・ターンテーブル
- 2015.06.22 12:07 by admin
インダストリアルデザイナーroy harpazが創造した、縦型ターンテーブルtocのご紹介。コンパクトでスタイル抜群!そしてアナログレコード再生機として、なかなか理にかなってます。
ここからはマニアックに詳細を追っていきます。まず目を引くのがリニアトラッキング。溝に対して常に垂直を保てるこの機構は理想的。レコードに録音するカッティングマシンもリニアトラッキングですから、原音に忠実な再生が期待できます。2つのボール状のスタビライザーは、盤面をきっちり押さえて針飛びなど反りの影響をやわらげます。
しかしながら不明で心配なこともいくつか。
1.どのように溝をトレースするか不明。
→ レコード針らしきものが見当たりませんし、この機構に針とカートリッジを搭載するのはとても困難。曲のスキップや頭出しもできるとのことなので、光学的にピックアップするのでしょうか。
2.どのようにレコードを回転させるか不明。
→ 上部のモーターがいくら回転しても、レコードの穴はスカスカです。スタビライザーで押さえつけられたレコード盤を回すのは難しいでしょう。
実現したらすてきです。がんばれroy harpaz!
(via Designboom)
all images courtesy of roy harpaz