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ソトカラレシピ4:自宅で楽しむヘルシーな陳麻婆豆腐

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3月のテーマは『ソトカラレシピ』。
「ソトカラ」=「外から」。外食でしか食べられないと思っていたメニューを、実は簡単、気軽に自宅で実践してしまおうという試みです。食材を買いに行く楽しみ、作る過程のワクワク感を味わいながら、手料理の境界線をどんどん広げていきましょう。

第4回のソトカラちゃんは、四川料理の代名詞「麻婆豆腐」です。
これまで様々な麻婆豆腐を食べ歩いてきましたが、やっぱり陳さんの麻婆に行きつきます。赤坂の四川飯店(本店)でいただく陳麻婆豆腐は絶品。ご飯が何杯でも食べられます。今回は、陳さんのテイストは守りつつも、自宅ならではのヘルシースタイルにアレンジしてみました。ニンニクを入れないので、食べた後も安心です。

【材料:2~4人分】
ひき肉 100g
木綿豆腐 1丁
ネギ 1/2本
葉にんにく 1本 
鶏ガラスープの素 小さじ1
塩こうじ 小さじ1
片栗粉 大さじ1
塩・コショウ 適宜
砂糖もしくはみりん 適宜
《タレの素》
・豆板醤 大さじ1
・甜面醤 大さじ1
・豆鼓 大さじ1
・ラー油 小さじ1
・韓国の粉トウガラシ 小さじ1
・花椒 小さじ1
※花椒とは中国山椒のこと。今回はパウダーになっているものを使用。
※ラー油は食べるラー油よりも普通のラー油がおススメ。

【作り方】

1.材料準備
豚ひき肉に塩こうじを入れ、よく練っておく。豆鼓は細かくみじん切りにして、タレの素を合わせておく。ネギと葉ニンニクをみじん切り、木綿豆腐を2センチ角に切っておく。お湯を沸かし、塩を小さじ1入れ、豆腐をグツグツ茹でる。豆腐がゆらゆらと上に上がってきたらザルに上げておく。お湯150mlに鶏ガラスープの素を溶いておく。片栗粉は同量の水で溶いておく。

2.炒める
フライパンを熱し、ひき肉を入れる。油はひかないので、焦げないように注意しながら、そぼろのようにほぐしながらしっかり炒める。肉が少しこんがりしてきたら、タレの素を投入し、さらにしっかり炒める。鶏ガラスープを入れ、グツグツしてきたら豆腐、ネギ、葉ニンニクを入れ、豆腐が潰れないように強火で優しく炒める。ここで味を見て、甘味が足りないようなら砂糖もしくはみりんを小さじ1程度入れるとまろやかになる。全体がからまったところで強火のまま、再び手で溶いた片栗粉を回しいれ、手早くかき混ぜてとろみを全体につける。

3.仕上げ
コショウを最後に回して出来上がり。お皿に盛って、花椒を散らして召し上がれ。白いご飯と卵スープを添えてどうぞ。オイルをセーブしているので、少々食べ過ぎても安心ですよ!

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