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ソトカラレシピ3:冬の名残りのむかごご飯

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
3月のテーマは『ソトカラレシピ』。
「ソトカラ」=「外から」。外食でしか食べられないと思っていたメニューを、実は簡単、気軽に自宅で実践してしまおうという試みです。食材を買いに行く楽しみ、作る過程のワクワク感を味わいながら、手料理の境界線をどんどん広げていきましょう。

第3回のソトカラちゃんは、料亭や温泉宿で、秋から冬にかけて季節のご飯として登場する「むかごご飯」です。
むかごとは、長芋や自然薯の葉の付け根にできる小豆大の小さな芋のこと。発芽パワーを持つミラクル食材で、老化防止、美肌効果、強精作用などが期待できます。そして何よりも嬉しいのは、その香りとコク。見た目は地味ですが、上質な炊き込みご飯が超簡単にできてしまいます。冬が終わるその前に、スーパーで見つけて一度お試しください。


【材料:米3合分】
むかご 200~250g
白米 3合
酒 大さじ3
白だし 大さじ3
干コンブ 10センチ程度
塩 3つまみ


【作り方】

1.炊飯準備
米を研ぎ、ザルに上げて30分置いておく。むかごも洗って別のザルに上げておく。炊飯器の釜に研いだ米、白だし、酒、塩を入れ、3合の線まで水を足す。その上に干コンブ、むかごを乗せる。

2.炊く
普通の白米コースで炊けば完成。ご飯茶碗にたっぷり盛りつけて召し上がれ。だし巻き卵や魚の干物との相性が抜群。ヘルシーな夜ご飯として、もしくは朝から滋養たっぷりのご飯としてオススメです。