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私の敬愛レシピ5:ジャガイモとレンコンのホクホクグラタン

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。毎週水・日曜日にレシピを公開しています。1月のテーマは『私の敬愛レシピ』。作る度にほめられて、ますます美味しくなる我が家の自慢メニューをお届けします。

第5回は「ジャガイモとレンコンのホクホクグラタン」。
「こんなグラタンを食べたことがない!」とお褒めの言葉をいただく度に、地道な改良を重ねてきました。美味しさの秘訣は、ホワイトソースのつなぎにレンコンのすりおろしをたっぷり入れること!口に広がるホクホク感と甘みは、一般の調味料では絶対に演出できません。生クリームも小麦粉も使わないので、カロリーが気になる方にも安心。ビタミンCや食物繊維もたっぷり、豆乳を使うので美容にも良し、根菜類の美味しさを惜しみなく堪能できる最強グラタンです。

【材料:4人分】
ベーコン 150g
ジャガイモ 大3個
レンコン 200g
玉ねぎ 1個
ニンニク 1片
豆乳 400ml
マギーブイヨン 2個
チーズ 適量
塩・こしょう 適宜
※ベーコンはパンチェッタが手に入ればオススメ。普通のベーコンでも充分美味しい。
※チーズは、お好みのものを。本レシピでは、チェダーチーズのスライスチーズ(クラフト社)を3枚使用。パルミジャーノチーズをソースの中に入れても美味しい。

【作り方】

1.材料を切る
ジャガイモは皮をむき、スライサーで薄く切り、ボウルの中で5分ほど水にさらしておく。玉ねぎは薄切り、ベーコンは厚めの短冊切り、ニンニクはみじん切り。レンコンは皮をむいてすりおろし、別のボウルに入れておく。ジャガイモを厚く切ってしまうと、火が上手く通らず、食感が硬くなってしまうので、薄くスライスすることが美味しさのコツ。レンコンをすりおろす時、キメの細かいおろし金を使うと舌触りが滑らかになり、荒いおろし金を使うとホクホク根菜感が出る仕上がりになる。お好きな方で。

2.グラタンの中身を仕込む
深めのフライパンまたは鍋にベーコンを入れ、軽い黄金色になるまで炒めて油を出す。ベーコンは一旦取り出し、残った油の中にニンニクを入れ、弱火で香りを出す。油が足りないようだったらオリーブオイルなどを足してからニンニクを入れると良い。玉ねぎを入れ、しんなりするまで中火で炒める。ジャガイモをザルに上げ、フライパンに移し、ヘラを使ってゆっくりかき混ぜながら3分加熱をする。豆乳、ブイヨンを入れ、よく溶かしながら5分煮込む。火加減は、沸騰してきたら弱火にすること。さらにレンコンのすり下ろし、取り出しておいたベーコンを加え5分煮込む。レンコンを入れることでトロミがつくので、焦げ付かないよう注意する。最後にパルミジャーノがあれば大さじ2~3程度を入れるとまろやかなコクが生まれる。ここで一度味を見て、塩、こしょうで調節して火を止める。

3.焼く
煮込んだものをグラタン皿に移し、上にチーズをのせる。オーブンもしくはトースターで10分程度焼く。こんがりとした焼き色がつけばOK。ジャガイモがホクホク重なった豆乳ミルフィーユグラタンの完成です!

4.完成
熱々のうちにお皿に取って召し上がれ。黒胡椒をたっぷり振ると、まろやかな味に変化が生まれますよ!