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夏本番です。熱帯夜に、手間のかかる料理がウンザリ面倒なこともあるはず。でも、やっぱり自宅でゆっくり夕飯を楽しみたいですよね。
そこで、今月のテーマは、『トースターマン』。トースターを大活躍させて、簡単、楽チン、美味しいメニューをご紹介します。
第2回は、プロバンスの郷土料理「トラパネーゼソース」を使ったドリアのご紹介。トロトロのナスと厚切りベーコンの素材が生きた、コクがあるのにサラリと食べれる夏向けのイタリアンです。創作料理も、トースターの気軽さで、楽しくチャレンジ出来てしまいます。
【食材(2人分)】
・トラパネーゼソース 1瓶
・玉ねぎ 1個
・ベーコン 150g
・ナス 2本
・トマト 1個
・とろけるチーズ 2枚
・オリーブオイル 適宜
・塩コショウ 適宜
・白ワイン 大さじ3
・白飯 茶碗2杯分
※トラパネーゼソースとは、トマト、アーモンド、バジル、にんにくなどをペースト状にしたソース。今回使ったものはコチラ。濃厚なのに軽やかな香りが特徴。市販のソースが手に入らない場合は、トマトクリームソース等で代用しても良い。
※ナスは今の季節、柔らかくて美味。今回は緑ナスを使用。
※トマトは完熟トマトか、ミニトマトがオススメ。
【作り方】
1:具材の準備
ナスはピーラーで皮をむき、熱湯で茹でる。柔らかくなったら、一旦取り出して水分を取っておく。ベーコンは厚めの短冊切りにして表面をこんがり焼いておく。トマトは適当な大きさに、玉ねぎは粗みじん切りにしておく。
2:ソースを作る
フライパンにオリーブオイルをひき、玉ねぎを塩コショウと共によく炒める。トラパネーゼソースを投入し、白ワインを加えて少し煮る。ソースが固いようだったら少し水を入れてのばす。とろけるチーズを入れてよく混ぜ、ナスを半分加えて混ぜておく。
3:トッピング
耐熱皿の内側にオリーブオイルを塗っておき、あたたまった白飯を平らにして入れる。その上から、ソースを均等に乗せ、ナス、ベーコン、トマトをトッピング。
4:焼く
トースターの強(1000ワット以上がオススメ)で焼く。すべて火が通っているので、焼き加減はお好みで。こんがりするまで焼いても良し、フレッシュなテイストがおこのみなら、写真くらいの状態で良い。
5:完成
やけどをしないように取り出せば完成。好みでレモンの絞り汁、オレガノなどのハーブをふると美味しい。
バックナンバー:
トースターマン1:焼いてはダメ。失敗しないカラスミの炙り方