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ウメちゃんアメちゃん1:昆布〆鯛と芽ネギのオードブル

いつも「料理長が多すぎる」を応援いただきありがとうございます。
6月早々、梅雨を感じる毎日です。
しばらくジメジメした日が続きますが、それを吹き飛ばすべく、6月のテーマは、『ウメちゃんアメちゃん』。
梅や春雨を使った料理を楽しく紹介していきます。

第1回目の料理は、梅干しが決め手の「昆布〆鯛と芽ネギのオードブル」。
新鮮な鯛のお刺身を使い、塩麹と昆布で旨味を加えました。繊細な食感と香りを持つ芽ネギと、トロリとまろやかになった鯛との相性はバツグン。梅ペーストを乗せて、初夏にふさわしい前菜に仕上げました。


【材料:2人分】
鯛 1柵
乾燥昆布 20センチ×2枚
塩麹 大さじ1.5
芽ネギ 1パック
梅干し 2個


※鯛は新鮮なお刺身用を使用。腹でも背でも良い。
※芽ネギが手にはいらない場合は、かいわれやキュウリなどで代用しても十分美味しい。

【作り方】

1.鯛の仕込み
乾燥昆布を水で濡らし、5分ほど放置する。柔らかくなればOK。ラップの上に、鯛の柵を乗せ、両面に塩麹を薄く塗る。さらに外側を昆布で挟み、ラップでしっかりと包む。冷蔵庫に入れて2時間ほど味をなじませる。なじませる時間が長い場合は、塩麹の量を少なめにする。

2.巻く

2時間経ったら、冷蔵庫から鯛を取り出し、昆布をはがす。鯛を斜めの薄切りに切っていく。塩麹が、たくさん付いているようだったら、少々取り除いた方が良いが、少し付いているくらいが美味しい。昆布は付け合せに細切りにしておく。芽ネギは根を切りそろえる。綺麗なまな板の上に薄切りにした鯛を2枚並べ、芽ネギを乗せてくるりと巻く。巻いたものを盛りつけ皿に並べていく。


3.仕上げ

梅干しを種から外し、包丁でペースト状になるまで細かく叩く。盛り付け皿に並んだ鯛の上に、梅ペーストを適量乗せれば完成。火も使わない、簡単絶品オードブルを召し上がれ。